2008年9月9日火曜日

9月8日 鋼鉄のからだ

きょうはかちどき橋。昔は真ん中が跳ね上がってたんですってね。ニュースで見たことはありますが実際には見たことがありません。それよりも、この曲線でありながら男性的な力を感じるこの橋。いいですよね。あざとくデザイン性を狙うんじゃなくて、安心して橋を渡ることのできる力強さが魅力です。
鉄、鉄。ステンレスでもなければ、アルミでもない。力強さを感じるのは鉄です。鋼鉄の胸、鋼鉄の腕。そしてこの鈍く深い輝き。昭和の工業を思い、社会が動く力さえ思い描いてしまう。惚れるなあ。この鉄の鋲。

と、目を転じると大きな木。そしてその向こうに築地、汐留が遠望できます。大きな木の木陰にならべた、マッチ箱。鋼鉄の力強さを見せつけられた直後ですからねえ。ガラス張りの大きなビルが華奢なものに見えてしまうんです。この大きな木に守られていなければならないような、木が倒れたらつぶされてしまいそうな。なんだか危うく感じてしまいました。

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは!
こちらへは初めてのコメントになります。
関川さんのブログから飛んできたのですが、茂木さんとは
面識があります。一昨年でしたかある時計メーカーのプレスツアーで香港でご一緒しました。私はサファリのチームでした。
デジタル関係のセミナーに伺った事もあります。

東京の写真楽しみにしています。
4年程前に目黒から下町に引っ越してきたので、今は新東京
タワーの建築進行具合に興味津々です。

茂手木秀行 もてぎ ひでゆき さんのコメント...

いわし(あいつき)さん
こんばんは。コメントありがとうございます。

フォッシルですね。今年も香港行きますよ。
また、お会いできるでしょうか。

そして新東京タワー。楽しみですね。
一度押上に写真を撮りに行きました。フォトショップワールドの会報誌に載せました。
やっぱり東京のシンボルは今の東京タワーだと、いまは思うのですが、出来上がって何年かすると新東京タワーを見て、ほっとする時が来るんでしょうね。
いずれにしても興味しんしんです。

いわし(あいつき)さん、ぜひ定点観測を!

もてぎ

Laatikko さんのコメント...

はじめまして!
moonisup師匠のブログからきました。
夏の初めのワークショップで事務所をお借りした時にお会いしていますが。
お散歩写真が好きなので、街に出るときはいつもカメラを抱えていますが・・・
あれ~? 全然違う・・・
きっとカメラが違うんだろう!
きっとレンズが違うんだろう・・・
いや・・・腕が・・・人間性が違いすぎるんだろう・・・

でも、めげずに・・・
茂手木師匠の真似をして、これからもいっぱい写真撮りますっ!
ステキな写真を、ありがとうございます!

茂手木秀行 もてぎ ひでゆき さんのコメント...

Laatikko さん
こんばんは。こめんとありがとうございます。
moonisupさんとは20年来の付き合いなんですよ。

ブログの写真はほとんどがシグマDP-1なんですよ。
いつも、カメラを持ち歩くというのが一番。
でも、目についたものだけをとっているというのではなくて、
前に見た景色を思い起こしながら、いろいろ考えて、そこに行くのです。
前に見た景色を思い出してというのがポイントです。
ちょっと写真が変わりますよ。

ワークショップに来たらお声がけくださいね。
もてぎ

Laatikko さんのコメント...

たびたびゴメンナサイ・・・
シグマDP-1って・・・コンパクトデジカメですよね?
コンデジにしては大きいし、私のD-40よりお高いですが・・・
普通のコンデジと違うんですか?
「鋼鉄のからだ」の3枚目の写真とか、「あの日への道」の写真とか・・・なんていうかな・・・ダイナミックな感じですごく好きなんですが・・・どうしたらこんな写真が撮れるんですか? (なんて聞いたらmoonisup師匠に怒られそうなのでナイショですが)

「前に見た景色を思い出して・・・」ですね!
在宅主婦なので家の周辺の写真ばっかりですが・・・好きな場所が何ヶ所かあるのでやってみます。
ありがとうございます!

茂手木秀行 もてぎ ひでゆき さんのコメント...

Laatikko さん こんばんは。
シグマDP-1、興味ありますか?
使い難いけれど写りのいいカメラなんですよ。
普通のコンデジよりもセンサーのサイズが大きいことが特徴です。D−40とほぼ同じ大きさです。それで1400万画素相当。実際は470万画素です。すると、画素一個あたりの大きさが大きくなることがわかりますよね。
実はデジタルカメラの画質は、画素一個あたりの大きさがとても関わってくるのです。
ちょっと難しいですけれど、このページを参照してみてください。
http://www.apple.com/jp/pro/techniques/motegi/05/index2.html

DP-1は普通のコンデジよりもちょっと大きいですが、画質はAPSサイズ、例えばD−40と同等です。ただし、高感度と長時間は除きます。だから、常に作品としての撮影をしたいので、常に持ち歩くカメラ、なんです。5月に屋久島の縄文杉を撮影に行ったのですが、このときもメインはDP-1。あ、リコーGRも持って行きました。山歩きのときなんかもいいですよ。DP−1での作品はデジタルフォト5月号?とキャパ6月号?に掲載されています。こんどワークショップの折にお会いできたらお見せしますね。

そして、ダイナミックな写真 の件ですけれど、
画像処理のちょっとしたコツもあります。ですが、一番大事なところは、そのように写る景色を見つけ出すことなんですよ。画像処理でいろいろ出来ますし、実際いろいろ仕事ではやっていますが。
特にこの東京アーカイブでは撮影そのものが一番!
まずは、自分の気持ち、こころのなかにある景色を見つけ出すんです。
そうそう、画像処理で言えば僕の写真はそれほど彩度(色の鮮やかさ)が高くないのがわかりますか?人には記憶色というものがあり、記憶の中にあるイメージは現実のものより色を鮮やかに記憶する傾向があります。記憶色にとらわれるとどんどん彩度を高くレタッチ/現像してしまいがちですが、あまり彩度が高すぎると写真でもっとも大事なトーンを崩してしまいがちです。こうしたことも、ダイナミックに見えた筈の風景が写真にしてみたら何となく物足りない、ということにつながる要因になっていたりします。彩度が高いとちょっと見にはいいんですけれどね。人間の目は色差よりも輝度差(明暗の変化)に敏感なのです。そんなこともアタマに入れておくと写真の撮り方が変わりますよ。

もてぎ